中部森林学会で研究発表を行ないました。
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2014年10月31日
2014年10月25日、名古屋大学で開催された中部森林学会で発表を行ないました。
発表タイトルは「環境調節技術を応用した地域性種苗の育成期間短縮の可能性」
近年、生物多様性保全の観点から、地域性種苗の活用が望まれています。
弊社でも東海地域やご用命のある地域を対象に原産地を記載した種苗生産に取り組んでおりますが、樹木苗については,母樹の探索から高さ50cmの苗を作るのには数年の育成期間を必要としております。一方で、樹木苗の調達では,当年度中の納期が一般的です。
指定地域で種子採取をし、その年度末納期に間に合わすというのは、通常の苗木生産では考えもしない試みです。
この栽培の常識を覆そうという発想の元、グループ会社である環境試験機器メーカー,エスペック株式会社の環境調節技術とエスペックミック株式会社の自然環境修復技術を連携させ、アベマキとコナラの地域性種苗の栽培を行なってみたら・・・どうなったか。というのが発表の趣旨です。
挑戦というのはわくわくしますね。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
[吉野知明]
カテゴリ:在来種による緑化